簿記のルール

簿記にはルールがあります。簿記のルールについて学びましょう。
日々の企業活動の記録が仕訳です。
仕訳の記載方法はルールがあります。これは世界中で共通です。
●●/○○
左側の●●が存在しているポジションをDebit(Dr)、右側の○○が存在しているポジションをCredit(Cr)と呼びます。
参考ですがDebitには「自分のもの」、Creditには「信用」という意味があります。
デビットカードやクレジットカードを使用している人には分かりやすいでしょうか。
つまり左側は自分のもの、右側は借りているものです。
この考え方はFARの勉強が深くなればなる程重要になります。
一部の参考書・予備校・会計士ですら左がDr、右がCrと機械的な説明・理解をしている人がいます。
それでもいいのですが、当サイトの読者の方は是非「左側が自分のもの」「右側が借りているもの」と覚えておきましょう
また、左右の数字は必ず一致します。これを貸借一致の原則と言います。

Point
・左側が自分のもの、右側は借りているもの
・左右の数字は必ず一致する

具体例をいくつか挙げておきましょう。

(例1) 銀行から1,000円を借りた。
Dr. 現金1,000円/ Cr. 借入金1,000円
現金が1,000円増えて、銀行からの借金が1,000円増えたという事を表しています。

(例2) 銀行から借りた1,000円を返した。
Dr. 借入金1,000円/ Cr. 現金1,000円
返済によって借金がなくなり、現金が返済分減少したという事を表しています。
このように減少する場合は元のポジションの逆側に記載します

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