米国公認会計士(USCPA)には受験資格要件があります。日本の公認会計士試験には受験資格はなく誰でも受験できるので大きな違いがあります。
米国公認会計士(USCPA)試験の受験資格要件は「大学卒業(見込)」と「取得単位数」になります。
日本公認会計士は高卒から一発逆転合格!という話もあります。
が、米国公認会計士(USCPA)試験ではそもそも大学卒業者でないと受験できません。
高卒の方や、大学中退者で米国公認会計士(USCPA)試験を受験したい方はまず大学卒業者(見込)になる必要があります。
大卒はほぼ全州共通の受験資格要件となっております。
そして各州によって必要単位数が設定されています。
以下に日本在住の日本国籍保有者が受験する際、比較的条件が緩く、実質的に受験することが出来る州をまとめました。
※表は2020年6月30日時点での条件を下に作成しております。今後、各州が条件を変更する可能性がある点にご留意ください。
ここでは詳細は省きますが、要は4年生大学卒業・在学中の取得総単位数・取得単位の分野の3点が受験要件となっています。
全て満たさないとそもそも受験資格がありません。
私は2017年10月にアラスカ州に出願しました。
当時アラスカ州出願を司る機関(NASBAといいます)の対応が非常に遅く、結局2018年2月にグアム州に出願しました。
4ヵ月待って何の音沙汰もなかったアラスカ州に対して、グアム州は出願書類郵送10日後に受験資格を認める旨の書類返送がありました。
私の場合、取得単位の分野の面で会計学と法学の単位が不足しており別途取得する事になりました。
その際大いに役立ったのが予備校です。
この話はまた別途、違うページにてお話しいたします。
【追記】(2020年7月16日)
単位取得に関して以下リンク先にて検証しております。
独学合格の考察